セールスライティング講座第1回目に引き続き、

今回は第2回目です。
さて、早速ですがタイトルにもある「伝え方100割」。
「100割?頭悪いのかな?」「どんな頭の悪い奴が書いているんだろう?」
そんなふうに思ったかもしれません…
頭の悪い奴はまあ認めるとして(笑)、さすがに10割が100%なのは知っています(笑)
ですが、今回「伝え方100割」にした理由は二つあります。
一つは、あなたの気を引きたかったからです。
「バカなのかな?」と思われても、絶対セールスライティングを学ぶ上で勉強になるので、この記事を開いてもらいたかったからです。
二つ目は、今回僕が解説する「伝え方」はとても大事ですよということを強調したかったからです。
今回の講座のセールスライティングのテクニックは、伝え方に関して紹介していきます。
ブログで簡単に使えるセールスライティングのテクニックなので、ぜひ真似して使ってみてください。
目次
脳の負担を減らす必要がある!
どんな文章でも目立つように演出されていないと見落とされてしまいます。
どんな情報や感情も伝えなければ、意味がなくなってしまいます。
そこで、文章を読んでもらうために重要なことは「読者の脳の負担を減らす」ことです。
人は文章を読むときに脳のエネルギーを消費します。
分かりにくい例でいうと「利用規約」。
何かサービスを利用をするときに登録したりするときによく出てくる利用規約ですが、利用する上で大切なことが書かれているのでもちろん読んで理解しないといけません。
ですが、読んで理解するのに一苦労、一文一文読み込んで理解するというのは正直「めんどうくさい…」と思いますよね。
なので、結果として読まれない文章となっています。
また、「本」なども同じことが起こっています。
読みにくい本、読みやすい本ってあなたにもありませんか?
勉強になる内容が素晴らしいものでも、読みにくい本ってありますよね。
読みにくい本、たとえば、「洋書」。
もちろん日本語に訳されている本の洋書ことですが、「なんども読み直さないと理解できない」「分かりにくい…」と僕は思います。
文化や伝え方が日本とは違うのが大きな原因だと思いますが、ブログ記事だと読者は簡単に離脱してしまいます。
ちなみに、洋書は分かりにくいので、日本の著書のセールスライティングのおすすめの記事も書きました。

脳の負担を減らすための配慮
それでは、脳の負担を減らすための配慮を解説していきます。
ポイントは全部で9つです。
- 改行と行間に気を配る
- 漢字とひらがなの含有率を調整
- こそあど言葉の指示代名詞を減らす
- 箇条書きを用いて、要点を整理
- 情報を見出し、目次で整理
- いらない言葉をカット、文章が不必要に長くならないように
- 感情表現を入れて、共感を得られるように意識
- 論理が飛躍すること、論理が破綻することがないように
- 読者にとってわからない言葉がないように
「あれ?ポイント9つもあるけど、簡単?」って思われたかもしれませんね。
簡単なことですので、もう少し詳しく解説していきます。
改行と行間に気を配る
改行や行間を意識することで文章にリズムが出てきて、ぐっと読みやすくなります。
行間のない文章は読者を疲れさせてしまいます。
でも、こうしたブログやセールスレターに決まった改行や行間なんてありません。
僕が書いているこの記事でも、「ここで行間を入れた方が分かりやすよね?」という感じで書いています。
僕の中で決まっていることは、句点「。」が出るたびに改行することぐらいですね。(たまに例外もあります)
改行、行間でリズム良くするための方法は3つあります。
- プレビューを何回も確認する
- 声に出して読む
- スマートフォンなどの他の端末で確認する
この辺を意識してみてください。確認して、改行や行間を意識して編集するだけで読みやすくなるはずです。

漢字とひらがなの含有率を調整
漢字ばっかりの文章は堅苦しいイメージを与えてしまいますし、逆にひらがなだけの文章は、文章に説得力が生まれにくくなってしまいます。
ここでおすすめのバランスは、漢字:ひらがな:カタカナ=7:2:1です。
ある企業が行なった調査によると、Facebookの投稿記事で、さまざまな比率でユーザーの反応率をテストしたところ、上記のバランスがもっとも反応率が良かったということです。
ちなみに同テストではカタカナを使わない方が反応率が良かったらしいです。
このバランスを確認できるツールがこちらです。
記事を書き終わった後に確認してみましょう。
ちなみに、この記事の結果は
- 全体の文字数: 5573
- 漢字数: 1232
- 漢字率: 22.11%
「比較的、適正な漢字使用率です。」とのこと。
こそあど言葉の指示代名詞を減らす
「これ」「それ」「あれ」(どれ)といった指示代名詞が多いと文章は分かりにくくなってしまいます。
読者は常に上から下まで一語一句読んでいれません。
「気になった文章」を見つけてそこから読み始めたりします。
なので、読者が文章の途中から読んでも、主語が何を指しているのか分かりやすくする必要があります。
たとえば、僕がこの記事で書いた文章です。
勉強になる内容が素晴らしいものでも、読みにくい本ってありますよね。
それは、たとえば、「洋書」。
「それは、たとえば、洋書」というワード。なんの話?となりますよね。
これを何を指しているのか、「主語」に置き換えてあげればいいだけです。
勉強になる内容が素晴らしいものでも、読みにくい本ってありますよね。
読みにくい本、たとえば、「洋書」。
こうすることで、読みにくい本の例で「洋書」だということが一文でわかるようになります。
こうした一工夫で読者の脳への負担を減らすことができます。
箇条書きを用いて、要点を整理
箇条書きで要点を整理してあげると、脳への負担は少なくなります。
このブログ記事でも使っていますね。
- 改行と行間に気を配る
- 漢字とひらがなの含有率を調整
- こそあど言葉の指示代名詞を減らす
- 箇条書きを用いて、要点を整理
- 情報を見出し、目次で整理
- いらない言葉をカット、文章が不必要に長くならないように
- 感情表現を入れて、共感を得られるように意識
- 論理が飛躍すること、論理が破綻することがないように
- 読者にとってわからない言葉がないように
要点を整理する方法は簡単。読者に知ってほしい情報を箇条書きにすることです。
箇条書きにすることで、読者は何を知れるのか明確になって、自分から「何を知れるのか?」といったことを頭を使わなくてよくなります。
また箇条書きのことをセールスレターでは、ブレッドとも言います。
セールスレターのブレッドとは、メリットを伝えたり、商品を手にした時に得られる体験などを書くことが多いのですが、人はブレッドが大好きです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

情報を見出し・目次で整理
読者は記事にアクセスした時に自然に気にかけるのは、「自分の知りたい情報はあるか?」ということです。
見出しと目次があることで、知りたい情報があるかが一目でわかるようになります。
僕が調べ物でブログ記事にたどり着いたとき、「右のスクロールバー長っ!」と思うことがあります。
そんな時目次があったら便利に思います。
ワードプレスでブログを運営しているなら「Table of Contents Plus」というプラグインを使ってみてください。
もし、「ワードプレスじゃないんだけど…」というのであれば、箇条書きで「何を書いてあるかの見出し」を用意しておくと、読者にとってありがたいと思います。
僕のこの記事ではこんなふうに使っているので参考にしてみてください。
この記事は、
- ■セールスライターの仕事は何がある?
- ■セールスライターになるまでの3ステップ
- ■kronekoが勧めるセールスライターになるまでの超具体的なステップ
のこの大きく分けて3つで、お話ししていこうと思います。

この記事は目次も設置していますが、長すぎて分かりにくくなっているので、大見出しとして箇条書きにしてあります。
いらない言葉をカット、文章が不必要に長くならないように
読者にとって必要ない文章は離脱の原因にもなってしまいます。
長ければ長いほどいいわけでもないですが、長い文章を読んでもらえるということは、読者との接触時間も増えます。
結果的に長い文章が検索上位になりやすいとも言えますが、読者は長い文章を求めているわけではありません。
僕が意識しているのは、「この文が無くても意味通じるかな?」と、これだけです。
時には1000文字以上カットしてしまうこともあります…
僕はもったいないので、カットした文章は、「下書き」か「メモ」しておきます(笑)
感情表現を入れて、共感を得られるように意識
感情表現を入れて共感を得られるポイントは
- 「自分の感情を入れること」
- 「読者の感情も入れること」
この2つです。こちらの記事で具体的に説明しています。

論理が飛躍すること、論理が破綻することがないように
「論理」と聞いて、「難しい話?」と思うかもしれませんが、心配はいりません。
論理とは「人と人との間に築く理解の架け橋」のことです。
たとえば、僕があなたに伝えたいことで論理が破綻していると、あなたは理解してくれないでしょう。
僕があなたに伝えるための手段が論理なのです。
どちらが分かりやすいと思いますか?
Aの文章
検索順位を上げるためには、ユーザー目線でコンテンツをつくる必要がある。Bの文章
検索順位はGoogleのアルゴリズムで決まっている。そのGoogleのアルゴリズムは、Googleを使うユーザーを増やすために、検索ユーザーの満足度を高めるコンテンツを評価する。
つまり、Googleの検索結果で上位表示するためには、「Googleを使うユーザーがどんなコンテンツを求めているか?」を考えてコンテンツをつくるといい。
Aの文章の方が分かりやすいと思った人が多いかもしれませんが、では、SEOを全く知らない人が見たら、Bの文章の方が分かりやすいと思います。
分かりやすい文章を書くためには、書き手が読者に適切な論理を与えないといけないということです。
読者にとってわからない言葉がないように
あなたの文章はスピード違反していないですか?安全運転していますか?
車のことではなく、文章のスピードのことです。
これは「相手の理解できるスピードに合わせる」ということです。
セールスライティングで失敗している文章は、だいたいがスーパーGTになっています。
相手のスピードに全然合わせていないのが原因です。
と言われて意味わかりましたか?「スーパーGTってなんや」と思いませんでしたか?
自分の常識で考えて説明を放棄してしまうのが、スピード違反の原因です。
つまり、相手の理解できるスピードに合わせて言葉を選ぶことが重要です。
補足:ちなみにスーパーGTは、国内で最も有名な車のレース。国内で最も有名なのに、そこそこ車知っている人でも知らないのが現実です。
読者をターゲッティングする、随所で問いかけるといったことで、解決できますよ。
ブログで使えるセールスライティングの伝え方講座
今回は、伝え方のテクニックを紹介しました。
この記事の内容を再度まとめると、
- 文章を読んでもらうために重要なことは「読者の脳の負担を減らす」こと
脳の負担を減らすテクニック
- 改行と行間に気を配る
- 漢字とひらがなの含有率を調整
- こそあど言葉の指示代名詞を減らす
- 箇条書きを用いて、要点を整理
- 情報を見出し、目次で整理
- いらない言葉をカット、文章が不必要に長くならないように
- 感情表現を入れて、共感を得られるように意識
- 論理が飛躍すること、論理が破綻することがないように
- 読者にとってわからない言葉がないように
第一回目の記事を「まだ読んでない!」という方こちらをご覧ください。

今回のこの講座の元ネタや参考にもした本はこちらです。
「これからセールスライターになりたい」という人へ
- セールスライティングWeb講座
- ブログを作れる会員サイトの招待
セールスライティングを学んで「集客する仕組み(ブログ)」が作れます。
セールスライター必須ツールプレゼント中!
- 『保存版』リサーチシート
- 『保存版』セールスレターチェックシート