広告考察

セールスライターがライザップのCMから学ぶ

2018/08/05更新!

 

こんにちは、kronekoです。

今回は、ビフォーアフターのCMでおなじみスポーツジムの
ライザップについて書いていこうと思います。

このCMは、セールスライターとして学べるポイントがあるので解説していきます。

ライザップは、体を鍛えるジムの会社ですね。
(他にも、ゴルフレッスンや、料理教室なども行なっているようです)
この記事では、スポーツジムのライザップのCMのことを書いていきます。

2015年の夏頃にCMが話題になり、印象に残るCMとして、その名を世間に広めました。

今もあの頃は一斉を風靡したと思える衝撃でした。

 

僕は、ライザップのCMが結構お気に入りで、ついつい繰り返し見ています。

では、ライザップのCMは、どういう特徴で何が良いのでしょうか。

 

ライザップの広告の種類

CMを含む「広告」には、レスポンス広告とイメージ広告ととあります。

レスポンス広告は、「今すぐ」買ってもらうための広告です。
セールスレターがその代表例で分かりやすいですね。

セールスライターはこのレスポンス広告を学びます。

 

イメージ広告とは、CMなど、見た人の脳裏に洗脳的に植え付ける広告です。

例えば、頭痛薬と聞いて何の薬が頭に出てきますか?

僕は、「EVE(イブ)」でした。

これは、「CMで聞いたことあったから」
「頭痛薬といえば、EVEでしょ」と言う洗脳があるからです。

 

ライザップもイメージ広告なのですが、
レスポンス広告の基本の要素も含まれていて、
他のCMとは、一味違うんです。

 

ライザップのCMの特徴①
手に入る未来を感情的に伝えている

あのCMの印象に残っているのは、多くの人が店舗の良いBGMと
ビフォーアフターの変化です。

まず印象に残るBGMと言うのも特徴の一つなのですが、
他のCMではなかなかないのは、
ビフォーアフターで手に入る未来を感情的に伝えている

ということです。

太っていた人が、見事に筋肉をつけて健康的な体になっています。

『ライザップのジムに通うと、このようになることができます』
サービスを利用した結果を伝えているのです。

サービスを利用して得られる未来のことをベネフィットといいます。

 

ベネフィットを伝えるとなぜ効果的なのか

『人は感情で物を買い、理屈で正当化する』と人間の購買心理で
よく言われます。

これはあなたも経験あるのではないでしょうか?

ちょっとぐらい高くても、「この車が欲しい!」と思ったら、
もう、ほぼほぼ買うのは決めていて、奥さんに相談しに行ったりしないでしょうか?

ブランド商品を買うときは「欲しい」という感情が先ではないですか?

 

ライザップのCMを見て、私も「こんな体になりたい」と思えば、
ライザップの通えるように、時間を作ったりお金を用意したりします。

 

ベネフィットを伝えて、感情に訴え、もう想像は止まりません、
「モテるようになるかも」「褒められる」「自慢できる」など
自分の良いように理由も自分で用意してくれることもあります。

 

 

ライザップのCMの特徴②
ターゲット別の広告を打っている

ベネフィットを全面に出しているCMですが、それ以外にも特徴があります。

ライザップのCMは、バリエーションが豊富ということです。

でも、単純にCMの種類が多い商品はたくさんありますが、
ライザップは他のCMとここでも一味違います。

 

さてこのCMを見て、何か分かりますでしょうか?

このように、ライザップのCMは、同じような表現で、
人だけが変わっているCMのバリエーションが多くあります。

どんな人が登場しても、何度見ても驚くほどの変貌ぶりなのですが…

 

このことから何が分かるかというと、
ターゲット別に広告を打っているということが分かります。

 

ここは、僕が思っていることですが、
ライザップのターゲットは「性別・年齢」は不問だと思います。

 

たとえば、20歳の人が50歳のビフォーアフターのCMを見ても、
自分には関係ないと思うでしょう。

逆に50歳が20歳のビフォーアフターのCMを見ても、
興味は沸かないと思います。

 

 

ビジネスは
広告だけターゲットを絞ってセグメントをするべき

よく、ビジネスをする時は、ターゲットを絞りましょう、なんて
言われることがあります。

でも、ターゲットを絞ったら、利用する人が少なくなるんじゃないの?

と思いませんか?

 

これは実は、その通りです。

 

でも、幅広くターゲットを設定するのも、
自分のビジネスがうまくいかないのも本当です。

では、どうするかというと、ライザップのように
広告だけ、ターゲットを絞ってセグメントすれば良いのです。

 

例えば、実際にあなたのビジネスは、
幅広い年齢層に対応できるかもしれませんが、
年齢によって、使う言葉も違えば、反応するものも違います。

なので、その年齢別に広告を打つことで、集客できるようになります。

 

例えば、集客の専門家だとしても、
Facebookで集客したい人、Twitterで集客したい人、
ブログで集客したい人、それぞれのターゲットによって
広告を変えれば、よりその悩みが深いターゲットを集客することが
できます。

 

こうすることによって、あなたはビジネス全体で、
自分のサービスを利用してくれる人が少なくなるなんてことは無くなります。

 

 

ライザップのCMの優れた点①
保証

次は、特徴というわけではないのですが、他にも勉強になる優れた点が
あるので、紹介していきます。

 

ライザップのCMが出始めた頃、『結果にコミットする』の後、
保証が打ち出されていました。『30日間無条件返金保証』とあります。

後に、CMに保証という打ちだしはなくなっていますが、
保証されなくなったわけではないようです。

2016-04-26

以下のような場合でも30日間全額返金の対象とさせていただきます。とあって

  • 引越しが決まったから通えない
  • 転勤が決まった

など、完全に自分都合な理由でも返金を受け付けています。
これは、なかなかユニークで強力な保証だと思います。

このように保証をしっかりつけているのは優れた点の一つですね。

 

ライザップのCMの優れた点②
効果のある広告を使いまわしている

また、もう1つ優れている点で言えることは、
効果のあるCMを使いまわしているということです。

アメリカのマーケッター、ダン・ケネディもよく言っていますが、
「新しい広告は打つな、効果のある広告を使いまわせ」と言います。

 

 

新しい広告は、反応を得れるか分かりません。

広告は、イメージコピーは別として、
芸術品をつくることが目的ではないので、より成果が求められます。

ですので、効果のある広告を忠実に使いまわしているというのは、
ライザップの優れた点と思いました。

 

 

ライザップのCMから学べたことのまとめ

以上でこのライザップのCMを見て分析しながら、
学べた点をまとめてみました。

  • 手に入る未来を感情的に伝えている
  • ターゲット別の広告を打っている
  • 保証
  • 効果のある広告を使いまわしている

の4つをあげてみました。

 

特に広告を学んでいるのであれば、普段から広告を目にした時とかに、
なんでこの広告が使われているのだろうかと考えてみると、
自分の広告を出すときのヒントになるかもしれません。

  • なんで、このバナーが目に止まったんだろう?
    デザイン?コピー?
  • なんで読み始めてしまったのだろう?
    なんでクリックしてしまったんだろう?
  • なんでこの広告は長く使われているのだろう?

という風に「なんで?」と繰り返して、
集客に役立てていくと良いかもしれませんね。

 

最後までみていただき、ありがとうございました。

 

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