チラシでいうキャッチコピー、セールスレターでいうヘッドライン。
ほとんどの広告ではその見出しが決定的に重要です。
ほとんどの人が、見出しだけを見て関心があるかどうかを判断しています。
広告の見出しは、その続きを読んでもらうために大きな文字で印刷された、簡潔なメッセージなのです。
広告キャンペーン全体の成否は、各広告の見出しで何を言うかで決まることが多いのです。
今回は、ある通販会社の広告がテストしたものを紹介します。
効果的なのはどちらでしょう。
申込みが多いのは、どちらの見出しか
言葉遣いを間違えないかと心配ですか?
こんな言葉遣いの間違いをしていませんか?
この見出しがそれぞれ入った2種類の広告は、訴求のポイントもコピーすべてが同じものです。
なので、読み手を引きつける力の差は、見出しにあるのです。
結果は、2番目の見出しのほうが、はるかに多くの問い合わせと申し込みがありました。
見出しの違いは何か。
2番目の見出しにあって、1番目の見出しにない要素はなんでしょうか。
それは「こんな」という言葉です。
この言葉には、「この下によく間違える言葉遣いがあります。次を読んで、同じような間違いをしていないか確認してみましょう。」
ということです。
これが読み手の好奇心を刺激するのです。
読み手はそこに書かれた言葉遣いの間違いを読んで、自分は同じ間違いをしないようにすることができるので、得をすると思うのです。
または自分はこんな間違いは絶対にしないと思って、安心することができます。
どちらにせよ、次が気になるのは間違いありません。
「言葉遣いを間違えてないかと心配ですか」の見出しが売れない理由。
この見出しでは、よくみんなが間違えている言葉遣いが書いてあるということが、読み手に伝わりません。
この見出しで伝わってくるのは、文法のことか、正しい言葉遣い講座の売り込みだろうと思うのです。
売り込みは誰も読みたいと思わないのです。
好奇心もわかない、読んでも得がないと瞬時で判断される見出しだということです。
どうでしたでしょうか。もう一つ考えていましょう。
効果的な見出しはどちらか
ある通信教育の広告の見出しです。
どちらが反応があったのでしょうか。
角田さんは映画のシナリオをかいた最初の年に1200万を手にしました。
角田さんが初めて書いた映画のシナリオは10万で売れました。この講座を修了した1か月後のことです。
この見出しの広告にはものすごい反応がありました。
それは2番目の見出しです。
理由は2つあります。
一つ目は人は10万円手にすることは想像できるのですが、1200万円になるとほとんどの人が想像つかなくなります。
想像できないものは人は買わないのです。
胡散臭いで終わってしまうのです。
二つ目は、より想像しやすくなっているということです。
1年後を想像できないとは言わないが、実際は直感的に1年後想像している人は少ないです。
2番目の見出しは、1か月後のことなので、より想像しやすくなっている。
2番目の広告の見出しに変更したら売れるのは納得ではないでしょうか。
まとめ
世の中、広告が飛び交っています。
その中で、自分の広告を読んでもらわないといけません。
キャッチコピー、ヘッドライン、見出し、、、消費者は一瞬で判断します。
一瞬で注意を引くか無視されるかが決まるのです。
関心を引く見出しが必要とされる時代で、いい見出しを書くには、できる限り最高の見出しを考えるよう努力したうえで、さらに自分に問うことです。
もっと関心を引くには、どう見出しを変えたらいいだろうかと考えることがいいキャッチコピーをかけるようになる秘訣ではないでしょうか。
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